自動車保険の用語集・な行

任意保険

自動車の保険には、法律で義務づけられている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険、強制保険)と任意に加入できる自動車保険(任意保険)とがあります。強制保険である自賠責保険だけでは、万一の事故のときに損害賠償額を満たせないことが多いので、それを補うためにも任意保険である自動車保険に加入しておくのは、いまや自動車保有者の常識となっています。

任意の自動車保険の基本補償としては、自賠責(強制保険)の上乗せ補償となる賠償責任保険に加えて、被保険者自身のケガの補償(人身傷害保険、搭乗者傷害特約)、所有する自動車の損害の補償(車両保険)が用意されています。基本補償の選択に加えて、その補償範囲を広げたり、限定することによって保険料を抑えたりする各種の特約が設定できるようになっています。

あくまで任意の保険ですので、ご自分が必要と考える補償をリーズナブルに設定するのがよいでしょう。補償と保険料のバランスについては、比較見積もりなどを行なうことで判断しやすくなるでしょう。

ノンフリート契約

一つの契約で10台以上の自動車が保険に加入する自動車保険契約をフリート契約といい、反対に保険契約台数が9台以下の場合をノンフリート契約といいます。フリート契約は通常は法人などの業務用車両を多数保有する場合の契約で、個人は一般的にノンフリート契約になります。ノンフリート契約かフリート契約かによって割引や割増率が違ってきます。

自動車保険では、その自動車が事故を起こす可能性の高低により保険料に違いを設けています。ノンフリート契約では、被保険自動車1台単位の事故件数によって危険の測定を行ないます。これに対してフリート契約の自動車保険では、契約者全体の保険成績によって危険の判定を行なっています。ノンフリート契約の保険料は、年齢条件や使用目的によって決まる基本保険料にノンフリート等級別料率、その他の割引を適用します。

ノンフリート等級は、1年間無事故の場合、1つ進級し保険料の割引率が変わります。この制度があるので、ノンフリート契約に際しては必ず前契約の確認をする必要があるのです。保険料の見積もりをする場合には、現契約の保険証券を参照してノンフリート等級を正しく申告しないと正確な保険料が分かりません。満期案内に記載されている等級は無事故による進級を加味した次回等級となっている場合もあるので、必ず保険証券を見て申告しましょう。

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