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■生命保険の保障の見直し方法  

保障を見直すときには、解約以外にもいろいろな方法があります。あせって解約し、新規に加入しようとしたら診査にひっかかって加入を断られたり、解約した保険は実は予定利率の高い「お宝保険」だったなどという失敗例が実際にあるのです。平成5年、6年以前に入った保険は、予定利率を確認してください。バブルのときは予定利率が6%(有配当商品)という商品もありました。現在の1.5%から比べると、解約してはいけない保険だということがわかります。落ち着いて、正しい見直しをしましょう。

● 見直しのポイント

1 終身保険など貯蓄性の高い保険はできるだけ解約しない
2 定期保険など掛け捨てタイプの保険は思い切った見直しを
3 解約する場合には、必ず新しい保険に加入し、保障が開始されてから解約する(2)

2 保険の解約は新しい保険の保障開始後に

● 中途増額・中途減額

いま加入している保険の死亡保障額を、増額または減額する方法です。ただし、保険会社と保険の種類、加入時期などにより方法が異なったり、増減できる範囲が決められていたりするので、まず保険会社に希望の増額・減額ができるかどうかを確認することが先決。希望に沿わない場合には解約して新規加入することもやむをえないでしょう。

1 減額する場合の注意点
主契約を減額すると医療特約の入院給付金日額も下げられてしまうケースがあります。

2

増額する場合の注意点
新たに医師の診査や告知が必要になります。また定期付終身保険の場合、主契約の終身保険に対して全体の死亡保障額が20倍や25倍までといった倍型が決まっている会社であれば、それを超えて増額できません。

● 転換

現在加入している保険を下取りし、新しい保険に加入し直す方法です。下取りした金額(解約返戻金)を新しい保険の頭金として充当するため、その分新規に加入するよりも保険料は安くなります。ただし、転換後の保険料は転換時の年齢、保険料率で計算されるので注意してください。特に予定利率の高いときに加入した保険の場合には、安易な転換は避けるべきです。

転換には次の3種類があります。
(1)基本転換…転換価格(下取り価格)を転換後の主契約に充当
(2)比例転換…主契約と定期保険特約の両方に分けて充当(3)
(3)定特転換…特約部分にのみ充当
転換当初は充当された転換価格の分だけ保険料が安くなっていますが、(2)と(3)に関しては、更新後の保険料が急激にアップする場合が多いので注意が必要です。

3 比例転換のしくみ

● 払済保険

保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金を利用して、買えるぶんの保障だけ一時払いで買う方法です(4)。
この方法を利用すると保険期間はそのままの養老保険か、元の保険と同じ種類の保険に変更することができます。死亡保険金は少なくなるものの、加入した時点の予定利率のまま保険料が運用されることや、満期時には満期保険金が受け取れるため、それまで払ってきた保険料を有効に活用することができます。ただし、医療特約などの特約類はすべて解約扱いになります。

4 払済保険

● 延長保険

保険料の支払いを中止し、その時点の解約返戻金をもとに定期保険に変更する方法です(5)。死亡保険金は前の保険と同じですが、保険期間が短くなるのが一般的です。生存保険金を受け取れる場合もありますが、多くの場合、保険料は掛け捨てになります。また医療特約などの特約類はすべて解約扱いになります。

5 延長保険


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