8 自分の老後
老後資金の考え方
年金制度について
- 無年(無念)金時代
- 保険料は増え、支給は減る
- 女性の年金はいつまである?
- 制度に自分を合わせるのはやめよう
- 確定拠出年金日本版401Kの導入
- 年金のこともっと知っておこう!
- 平成16(2004)年以降の年金改正
必要な老後資金と準備資金
30代、40代でできること
50代こそ積極的に貯める
60代働きながら補充する
- エンジンを回転させ続ける
- 退職後の手続きは自分で
- 医療・介護保険が意外に負担
- 60歳代前半の在職老齢年金
- 高齢者雇用継続給付(雇用保険から)
- 60歳代後半の在職老齢年金
- 発想を柔軟にし、蓄えを上手に使う
- 任意後見制度と遺言はセットで

執筆:音川敏枝(ファイナンシャルプランナー)CFP®
ファイナンシャルプランナー(CFP)、社会保険労務士、DCアドバイザー、社会福祉士。
仲間8名で女性の視点からのライフプランテキスト作成後、FPとして独立。金融機関や行政・企業等で、女性の視点からのライフプランセミナーや年金セミナー、お金に関する個人相談を実施。介護経験のある女性FPと立ち上げたNPO法人「成年後見相談センター・ラパス」で任意後見制度の啓蒙活動を行っている。日経新聞にコラム「社会保障ミステリー」、読売新聞に「音川敏枝のすご腕家計塾」を連載中。
主な著書に、『離婚でソンをしない女のお金BOOK』(主婦と生活社)、『年金計算トレーニングBOOK』(ビジネス教育出版)、『女性のみなさまお待たせしました できるゾ離婚 やるゾ年金分割』(日本法令)。
HP: http://cyottoiwasete.jp/
筆者からのコメント
老後の備えは早すぎることはない!
老後といえば「公的年金」が浮かぶように、私たちがリタイアプランニングを考えるとき公的年金知識が欠かせません。退職後の生活のベースを支える年金額いかんで、私たちの夢プランも夢で終わってしまう可能性もあるからです。
年金の受給開始年齢が65歳なら、65歳までの年金空白期間の収入は再就職して稼ぐ、趣味に生きたいから退職までに預貯金をできるだけ増やしておく、夫婦の年金額が少ないなら妻が働く選択肢もある等これからの対策も考えられます。
さらに、「離婚時の年金分割」が2007年4月以降から施行されました。65歳以後の年金は、月額20万円はあるなと思っていても分割次第で目減りが激しいと、老後のライフプランは大きく狂います。今から、夫婦の心を摺り合わせることで最悪の事態は避けられるかもしれません。
老後を快適に過ごせるかどうかは、私たちのこれからの働き方、生き方、暮らし方や老後をどれだけ具体的にイメージできるかで決まるといってもいいでしょう。
レクチャー8は、「まだまだ先のこと」「もうプランをたてるには遅すぎる」から「今から学んで実践してみよう」と気づいていただけたらの気持ちを込めて書きました。1つでもお役にたてば嬉しい限りです。

