12 殖やす
リスクとリターンの関係は
何に投資するか
株を始めるには
- 株式投資の魅力
- 株式投資は余裕のある資金で
- 証券会社は手数料をチェック
- いくつか口座を開いてみる手も
- 口座開設の方法
- 銘柄の選び方
- 4つの投資指標とは?
- 買う、売る、タイミング
- 取引ルールも知っておこう
- まずはミニ株から
- 「るいとう」でじっくりと資産形成
星の数ほどある投資信託の選び方
外貨建てで有利に運用するには
- 為替リスクは外貨共通
- カントリーリスクにも注意
- 金利で比べれば、断然有利
- 手始めに外貨定期預金
- 出し入れ自由で為替手数料が安い外貨建てMMF
- コストの低いFX(外国為替証拠金取引)
- 万一のときに保障がある外貨建て年金
変額年金で保障も利殖も
ポートフォリオを組んでみよう
証券税制について

執筆:高橋政実(ファイナンシャルプランナー)
証券アナリスト、1級ファイナンシャルプランニング技能士CFP(R)認定者。証券会社勤務を経て2000年1月に独立開業。投資セミナー・金融系資格講座等の講師、書籍・雑誌等への執筆などを精力的に行っている。2007年4月、株式会社すばるFPサポート設立。主な著書に、『はじめての株式投資〜失敗しない必須条件』(集文館)、『U-CANの証券外務員二種』(主婦の友社、共著)、『失敗しない投資アドバイス法』(近代セールス社、共著)、『やったぜ合格!証券外務員二種』(日本法令、共著)など。
筆者からのコメント
昔に比べて、お金に関するニュースが多くなったように感じます。たしかに命に次いで大事なものがお金であり、お金を貯めて殖やそうとすることは大切なことです。しかし、なりふりかまわず拝金主義に走ってもうまくいくはずはありません。お金を殖やすにはそれなりのリスクをとらなければならない仕組みになっているからです。
一方、お金を安全に運用しようとするならば、運用先にリスクをとってもらうことになります。銀行に預金してもそれなりの利息しか手に入らないのは、銀行が集めた預金を元に融資を行ったり有価証券などで運用したりすることでリスクを負っているからです。
また、どの程度のリスクをとれるかによってお金の殖やし方は異なります。現在は、ライフプランをベースに運用しようとするお金のリスク度に応じた金融商品が十分すぎるほどそろっています。住宅購入資金や教育資金など、目先使う予定のあるお金はあまり大きなリスクをとるわけにはいきませんが、若い人の老後資金など実際に使うまで時間的に余裕のあるお金は、ある程度のリスクをとって運用することも可能です。
ただし、リスク度は「どのくらい余裕のあるお金なのか」ということだけでは判断できません。本文では殖やすための代表的な金融商品を紹介していますが、ライフイベントから考えられるリスク度だけでなく、投資経験や性格、さらには心の余裕があるのかどうかも考えながら運用方法を検討することが大切です。

