保険診断Q&A

節約・ライフプラン



■アドバイス

主婦の補償はご自身の医療保障を中心に補償額を減らして掛け捨てにすると保険料は1/5に

見直して保険料負担が月2万円も軽くなる

京子さん自身の保障ですが、死亡保障は500万円程度、医療保障として入院1日5000円程度を準備しておかれることをおすすめします。
現在ご加入の保険では終身の死亡保障のため保険料も高めです。現在は、少しでも保険料を安くして教育費などに回したいところですので、保険期間10年の掛け捨てタイプや、医療だけ終身保障のものを選択するのも一案です。
三井住友海上きらめき生命「これ1本」は、死亡保障と入院保障を必要な分だけ組み合わせて加入することができます。

商品名 毎月の保険料 保険期間 死亡保障額 入院保障日額
三井住友海上きらめき生命
「これ1本」
4,435円
(44歳・女性)
10年 500万円 5,000円

定期保険と医療保険で準備する方法もあります。その場合、老後にも必要な医療保障を終身で準備することも可能です。

商品名 毎月の保険料 保険期間 死亡保障額 入院保障日額
オリックス生命
「ダイレクト定期保険」
1,410円
(44歳・女性)
10年 500万円 なし

現在の保険を減額して継続する方法とあわせてご検討ください。

学資保険の後は、共済などで病気やケガに備える

学資保険が満期になったあとのお子様の保障ですが、病気やケガに備えられるものがいいでしょう。県民共済の生命共済入院2型は、病気入院1日4500円、事故など傷害による入院1日5000円、通院1日1000円、死亡保障340万円〜500万円までの保障がついて、毎月の掛け金(保険料)は年齢・性別に関係なく一律2000円です。

ご主人の補償額を再検討するとともに、生活費全体の見直しも

ところで、高橋さんのご主人が現在ご加入の保険は、定期付終身保険で死亡保障額が1億円、医療保障が入院1日1万円と比較的大きな保障になっています。ご主人の収入や生活レベルによっても万一の保障額は違ってきますが、お子様の成長と共に本当にこの保障額が必要なのか再検討されることをおすすめします。

保険料の安いといわれている通販の掛け捨てタイプの保険では、最高保障額が3000万円〜5000万円となっており、1億円の保障を準備する場合は複数の保険会社に加入する必要があります。保険料は48歳男性の場合、死亡保障3000万円で1万5千円程度、死亡保障5000万円では約2万円です。そのほかに医療保障も準備するとなると、掛け捨てタイプとはいえ、全部で月4万円以上の保険料になりますので、毎月の負担額は今とほとんど変わらないでしょう。
ただ、現在ご加入の保険は一時金180万円を入れているので、本来の保険料は4万833円よりももっと高いということになります。解約して掛け捨てタイプに加入すれば、毎月の負担がそれほど変わらなくても一時金180万円のうち、ある程度が戻ってくるというメリットはあります。しかし、現在は保険料の一部が終身の保障に回っていますので、一生涯の保障を残したい場合には今の保険を生かした見直しをした方がいいでしょう。

まず、死亡保障を5000万円程度に減額することを検討してみてください。仮に毎年700万円を保険から取り崩したとしてもお嬢さんが大学を出るまでの5年間で3500万円使うことになり、1500万円余ります。貯蓄2000万円と合わせて京子様の生活資金となります。そのほか医師の組合、共済などに加入しているかどうか確認してみてください。その場合には、万一のときの保障が得られる可能性がありますので、保険で準備する部分も減らせると思います。
そして現在の保険を減額したら保険料はいくらになるのか、新しく別の保険に加入したらいくらになるのか比較検討してみてください。

また、今まで比較的ゆとりある生活をされていますので、この機会に改めて生活費全体の見直しをされるといいでしょう。




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