医療保険・がん保険比較

医療保険・がん保険

差額ベッド代の相場

ちなみに、公的医療保険でカバーできない自己負担金には、差額ベッド代や入院時の食事代、先進医療の技術料、その他があります。この中で特に治療費を左右する要素は、差額ベッド代(注2)です。これが大部屋でかからないか、個室に入って1万円くらいかかるかで、大きな差となります。差額ベッド代がいくらかかるかは病院によりさまざまです(表2)。

表3は実際に入院した場合に、最終的にいくらかかるかのシミュレーションです。差額ベッド代はある病院のケースですが、この金額がいくらになるかで最終的な自己負担額は大きく異なります。

(注2)
一定水準以上の環境を備えた病室(個室や2人部屋など)には、病院が特別料金を設定できる。この特別料金から公的医療保険で定められた基本的費用を引いたものが、差額ベッド代として患者に請求される。こういった病室は、基本的には患者の自由な選択と同意に基づいて利用されるものである。

(表2) 差額ベッド代の相場は?


(平成16年厚生労働省保険局医療課調べ)

(表3) 入院費はどれくらいかかる?

乳がんで38日入院した場合
(高額療養費扱いの自己負担例*)

医療費の自己負担額(入院月)* 86,061円
医療費の自己負担額(翌月)* 83,903円
食事療養費 260円×107食※1 27,820円
差額ベッド代 7000×30日 210,000円
合計 407,784円
<80,100円+(1カ月間の医療費-267,000円*)×1%>を超えたお金は戻る
(月収53万円未満の場合)
*2006年10月から267,000円

胃がんで42日入院した場合
(高所得者の、高額療養費扱いの自己負担例*)

医療費の自己負担額(入院月)* 162,843 円
医療費の自己負担額(翌月)* 15,0459 円
食事療養費 260円×105食※1 27,300 円
差額ベッド代 10000×15日 150,000 円
合計 490,602 円
<150,000円+(1カ月間の医療費-500,000円*)×1%>を超えたお金は戻る
(月収53万円以上の場合) *2006年10月から500,000円

虫垂炎で7日入院した場合
(高額療養費扱いの自己負担例*)

医療費の自己負担額(入院月)* 82,416 円
食事療養費 260円×15食※1 3,900 円
合計 86,316 円
<80,100円+(1カ月間の医療費-267,000円*)×1%>を超えたお金は戻る
(月収53万円未満の場合) *2006年10月から267,000円
※1
入退院日や手術前後など食事をしないときがあった。
生命保険文化センターのデータより家族の交通費や諸雑費は含めず

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